総合計画ってなんだ?というお題目でのセミナーを8月7日に開催しました。2週間経ってしまいましたが、その感想をば。
神戸ニシタニ企画としては初のイベントでした。定員の20名はあっさりと満席になり、部屋も当初の予定より広いところが使えたため、お陰様で25名近くの方に参加いただくことが出来ました。ご参加、ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。お陰様で充実した時間を過ごせました。
参加者の方にはやはり(それでも思った以上に)行政職員の方が多く6~7割を占めており、実際に自分の業務として総合計画を作成する上で他市を参考にしたいという方が多く見受けられました。何と議員の方もいらっしゃいましたね。
という訳で、当日アドリブで進め方を変えました。各パネラーから自分にとっての総合計画を話していただき、テーマトークと休憩を挟んでから質問タイムにしていたのを、各パネラーの後にそれぞれ質問を受ける形に。各自治体に対する細かい質問の需要があるなと感じたので。そうなると案の定マニアックな質問が出るわ出るわ(笑)みなさんにそれぞれ得るものがあったようで良かったです。
反面、テーマトークの方はかなり時間を絞られました。本当は総合計画の目的や必要性、妥当性など深掘りしたかったのですが、そこまで至れず。これはその語れなかった部分についての僕自身の勝手な見解ですが、総合計画は職員の行動指針が主目的であって市民のためのものではない、ただ計画策定に労力がかかり過ぎていたり職員でも行動する時に見ていなかったりする(実業務ではもっと下層のものを見る)。そこのギャップに問題があり、在り方や運用を見直すべき要素があるのだと思っています。現に自治体によっては策定していないところもありますし(今は無条件に必須ではないので)。ただ自治体の中だけでそれを変えるのは難しいのかなとも思っていて、市民の目線や力をきっかけとして上手く利用しながら無理なくあるべき形に変えていけたらなと。そのための場づくりをまた機を見てやりたいな、と思う次第です。